AI兄ちゃん!
今日、花粉症の薬をもらいに調剤薬局に行ったら
「ジェネラル医薬品」を勧められたんだけど、
それって何?
こんにちは、保くん!
ご質問について解説します!
「ジェネラル医薬品」ではなく、正式名称は「ジェネリック医薬品」と言います。
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が切れた後に、成分や効き目が同じだと認められた医薬品のことです。
※新薬を先発医薬品と呼ぶのに対し、後発医薬品とも呼びます
さすがAI兄ちゃん!
ちなみに、ジェネリック医薬品にすると、
何かいいことがあるの?
一番の特徴は、価格です。
新薬に比べて、3割から5割程度安くなります。
やすっ!
何でそんなに安くなるの?
薬の研究開発にかかるコストを新薬よりも低く抑えられるからなんです。
そうなんだ~。
お財布に優しいのは嬉しいね!
患者のお財布に優しいだけでなく、
増え続ける国民医療費の節減にもつながるので、
医療保険財政の悪化や、それに伴う健康保険料の上昇を抑える効果もあるんです。
国のお財布にも優しいんだね。
そうなんです!
ちなみに、国の調査によると、1年間に使われる医薬品のうち、変更可能なものをジェネリック医薬品に置き換えると、約1.3兆円の薬代を節約できるそうです。
え~そうなの!?
でも、新薬に比べて効き目はどうなの?
良い質問ですね!
法律に基づいて国が厳しく審査・承認しているので、
有効性は新薬と同様なのです。
ジェネリック医薬品、、、すごい!
これからは、「ジェネリック医薬品推し」でいくよ!
「ジェネリック医薬品推し」イイですね!
あっ!薬局でお薬を受け取るのを忘れてた、、、
・・・
〜 おさらい 〜
ジェネリック医薬品とは、
新薬の特許がきれた後に製造販売される、新薬と同一の有効成分を同一量含み、
同一の効能・効果を持つ医薬品のこと。後発医薬品とも呼ぶ。
新薬よりも価格が安いので、
患者の薬代を節約できるうえ、
国民医療費の節減にもつながることから、
医療保険財政の悪化やそれに伴う
健康保険料の上昇を抑制する効果も期待される。